子豚たちの反乱 2

ムサシといつか本当の家族となりたい

(長文です)

ムサシが我が家に来て10か月が経ちました。
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沢山の方に、ムサシの記事を楽しみにして頂いているのですが、
ムサシの事を語るのはとても難しく、

その時によって状況が大きく変わったり、
私の言葉では正確に伝わらないような気がして、
何度も書いては消して、また書いては、訂正して、、、を繰り返しています。


『ムサシの訓練』というより、『私の訓練』に
ムサシが付き合ってる、と言ったほうが正しいと思いますが、
訓練は、少し間が空きながらも、ずっと続けています。


有難い事にとても良い先生で、私も一生懸命頑張っているのですが、

先生に、何十回も、何百回も、何千回も同じ事を言われても、
暫くすると、逆の事をしていたり、

習っている事と、私のやっている事がどんどんずれていったり、

訓練所で理解していた事を暫く経つと忘れてしまったりと、、、



私、本当に自分がアホなんじゃないかと思っています。



ムサシはとても頭が良いです。

ムサシが100とすると、私は30位でしょうか。


いつ、出来が悪くて先生に見放されるのではないかと、
もうやっても無駄だと言われるのではないかと、毎回ビクビクしていますが、

先生は根気強く、分かりやすく、時間を大幅にオーバーしてまで、
私達に時間を費やしてくれています。


ムサシと私の関係を例えると、
一緒に、大海原を航海しているとして、

舵取りは私なのに、気付くとムサシが一緒に手を取っていて、
私に気付かれないように、ちょっとずつ舵をずらしていって、
気付いたら全然違う所に進んでいます。

それを先生が、一生懸命、進むべき道はこっちだと、正しい方向に導いてくれます。


呑気な私は、最近ムサシは逆らわないし、
イイコになったな~なんて思いながら訓練に行くと、

”それは単に私がムサシのペースになっているだけだから”

っと先生に指摘され、

ムサシの表面的な所を見るのではなくて、
もっと、ムサシの深層心理をきちんと読み取るように、と言われます。


ムサシは私の期待通りに動く事なんて朝飯前で、
その表面上のお利口に演じている部分だけを見て、騙されないように、

ムサシの行動の裏は、何を期待しているのか、
その期待に私は応えていないか、
ムサシのポーズを見るのではなく、心理を見極めるように、
ムサシの望む通りにならないように、と言われていますが、
完璧にはまだまだ、ほど遠いです。


案の定、私のペースで物事を進めようとすると、
ムサシは反発し、唸り、歯を当ててきます。


ついつい、誤魔化して、ラクなほうに歩みたくなる自分がいますが、
時に心を奪い立たせながら、戦っています。


毎回訓練では、沢山の事を教わって、頭はパンパンで、
心はどん底になりながら、家路に着きます。


本当に、先生と出会えなければ、今頃ムサシは誰にも手が付けられなくなり、
この世にいられなかったんじゃないかとさえ思います。





そんななかですが、情けない事に、

また私はムサシにガッツリと咬まれてしまいました。




今回は100パーセント、私が悪いのです。

私が車のドアにムサシの尻尾の先を挟んでしまい、

パニックになり、本気で何度も襲ってきたのです。

ムサシも私に殺されると思ったのかも知れませんが、、、




幸い尻尾は一日は熱を持っていたようですが、驚いた事に、無傷でした。
自分の傷以上に、とても心配だったので、とにかく安心しました。


そして私は、何か所も深い傷が残り、流石に今回は身も心もズタズタになりました。



何と言っても、一番悲しいのは、

ムサシに一番近い存在の私を、ムサシは、信頼していなかったのかな、と。


よく、”一進一退”とか、”3歩進んで2歩下がる” という言葉を使いますが、

それはスタート地点に立てた人の話で、

まだ私は、スタート地点にも立っていないのだと、痛感しました。


ただただ、情けなく、飼い主失格と言われれば、
はい、その通りです、と頭を下げるばかりです。



どん底の、落ちる所まで落ちていた一週間。
もう、明るい未来は来ないのかと、絶望の中、色々と悩みました。

立ち止まっている場合ではないのかも知れませんが、
それでも必死に答えを探していました。

そして、私の目指しているのは、
”安全で、安心出来る生活を送る事”
であり、やっとスタート地点に立てたような気がしたのです。

正確には、何度もスタート地点に立っては、失格になり、
また再び長いレースの出場資格が貰えた、という所でしょうか。



私の体は傷だらけですが、

自分の人生が終わる時に、
傷一つなく、綺麗でいるよりも、

ボロボロになって、傷ついて、ポンコツになったほうが、
自分らしく、良く頑張ったじゃん!っと後悔無く、笑って旅立てるような気がします。


立ち止まる時間は一見無駄なように思われるかも知れませんが、
こうして悩み、もがき、ぶつかって、傷つく時間も、
とても大切なのだと、ムサシによって気付かされました。


正直、野獣ムサシの怖さに恐怖を覚える事もありますが、
それでもとても可愛くて仕方ありません。

まだまだ長い道のりですが、いつか本当の家族となりたいと思っています。

長文お読み頂き、ありがとうございました。

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レイペコママさんからお野菜たっぷり頂きました♪










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by kobutatati | 2017-09-14 02:54 | ムサシ(シェパ×レトリバー ミックス) | Comments(2)
Commented by ケビンママ at 2017-09-15 00:56 x
ムサシとの戦いはまだまだ続いているのですね…。
私も今年の2月に1歳半になる黒ラブを迎え入れようとしていた時、先ずは先住犬との相性を優先させなくてはと思い、2週間のトライアルを慎重に進めていたのですが、先住犬が一向に受け入れようとせず(噛み付くとか攻撃をするとかではなく、とにかく私に対してのヤキモチで吠え続けると言った感じです)、やっぱり無理かもと思う反面、黒ラブに対しては情が出てきてしまっていたので手放すこともできず、信頼しているドッグシッターさんに相談することにしました。
そしたらそのドッグシッターさんから「覚悟が足りないんです!」とハッキリ言われました。
私が犬達の顔色を伺って行動するのではなく、先住犬にも後から来た黒ラブにも我が家のルールに従わせなくてはいけないんです。と言われました。
「ほんと、その通り‼︎」だと思いました。
けっきょく黒ラブは我が家の子になりましたが、先住犬は相変わらず吠えています。
と言うか黒ラブが来る前から、チャイムの音や、宅急便の台車やオートバイや車が我が家の前に止まったり近づいたりすると吠えてました。
やって欲しくないことはやらせないように躾けなかった私が一番の原因です。
躾けることができないのなら自分が我慢することで解決できるなら良いのですが、社会で生きている以上他人と関わることは避けられないので、それでは解決策にはならないですよね。
私もこれから先もずっと、犬と人が共存して行く上で、しっかりとしたルールづくりができるように励んでいきたいです。
子豚さんも頑張ってください💪
Commented by kobutatati at 2017-09-17 00:41
ケビンママさんも大変な事があったのですね。

我が家のひなも全く同じ状態、というかもっと酷くて、預かり犬に攻撃するので(涙)
とても大変でママさんのお気持ち良く分かります。

うちの場合、新しい預かりっこが来るたびに、吠えたりはもちろんで苦情も来ますし、
ひなが大粒の涙で泣くので、可哀そうな思いをさせましたが、
何年もかけて、いくらか丸くなりましたので、
ママさんのワンちゃんも、きっと、ちょっとずつかも知れませんが、
受け入れてくれると思います。

確かに、覚悟は必要ですよね。
お互い頑張りましょうね(*^-^*)



東京の杉並でごはん屋&個人で保護犬のレスキューしています。ひな、まさ、ムサシ&主人と暮らしてます
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